国語

全体の問題構成は例年通り、現代文2題と古典1題の計3題とする予定です。

現代文は、評論文・随筆・小説からの出題となりますが、論理的文章と文学的文章とのバランス（難易度・配点等）は必ずしも半々とは限りません。
長文に使われる文章は普段中々読まないような難解な文章が出題されることもあります。文章を正確に読み解くスピードも要求されます。新聞のコラム欄、社説に毎日目を通しておきましょう。
漢字の読み書き・文法・文学史等を含む幅広い出題となります。普段から読書等を通じ、活字に慣れ親しんでおくことが大切です。尚、解答形式は選択問題が大半です。

古典はおよそ25点を上限に長文問題を1題出題します。文法事項を含む古典の基礎的な知識は中学校の教科書の範囲で十分対応できるものです。現代文同様、読解力が身についているかがポイントとなります。
漢文は出題されません。現代文、古典ともに過去問を解き、時間配分などに気をつけながら確実に得点できるようにしておきましょう。

英語

例年50～60点前半の平均点を目標に問題を作成しています。今年度も同様の形式で出題する予定です。

1：リスニング　2：読解問題（広告文）　3：英作文　4：読解問題（対話文）　5：読解問題（長文）

長文の中に語彙・発音・アクセント等の問題も含まれます。必要な情報を素早く正確に読み取る練習と、基本的な文法の理解を心がけてください。
リスニングに関しては、実用英語技能検定の3級から準2級レベルの問題を出題する予定です。日常的に英語に触れる機会を増やしていきましょう。

数学

中学3年間に学習した内容についての知識・理解力を試す問題、および応用的思考力を試す問題の出題を予定しています。配点は数量分野が約6割、図形分野が約4割で、60点台の平均点を想定しています。
これまでの出題内容は以下の通りです。

• 小問集合（数と式、方程式、不等式、場合の数と確率、数の性質等）
• 関数の総合問題（1次関数、2乗に比例する関数）
• 図形分野（平面図形・空間図形の求値問題、応用問題）

美術デザインコース実技試験

実技試験の内容は、鉛筆デッサン（60分100点満点）で、B4サイズの画用紙に鉛筆で手を描きます。
この試験のために、絵画教室等で特別にレッスンを受ける必要はありません。

毎回パワーポイントによる説明の前に、全国大会3位の実績を誇る合唱部の歌声や県大会金賞のオーケストラ部、吹奏楽部やマンドリン部の演奏、また、ディズニーオーディションに毎年合格するパワフルなダンス部の演技のうちいずれかを披露しています。

第1回は11月2日(土)、第2回は11月16日(土)で、両日とも午前10時開始です。
説明会後に個別相談や校内見学も実施しています。事前予約・上履きは不要です。

仏教精神に根ざした心の教育

本校では仏教行事や仏教の授業を通じて情操教育を行っています。
子どもたちひとりひとりが自らをかけがえのない存在であると気づき、この世界はそれらが互いに生かしあい生かされあってのみ成り立つこと、さらには私たちの生きる目的が智慧と慈悲、つまり「真理を探究する心」と「他者を思いやり慈しむ心」を求めることにあるということを伝えています。

学力を着実に伸ばす進学指導

2学科に分かれるカリキュラムのもと、特徴ある教育を行っています。
普通科では2年次よりコース別および文理系に分かれ、多様な選択教科を採り入れて生徒の適性や個性にあわせた指導体制で進学に備えています。
英語科では英語を中心に文系教科を集中的に学び、国際性を兼ね備えた豊かな人格を育成しています。また、外国人教諭により、全て英語でホームルームを実施しています。
どちらの科においても、生徒の学力は入学時から卒業時まで着実に伸び、現役進学率は例年9割以上です。

2018年度卒業生の主な進学先

【国公立大】
東京大学、筑波大学、千葉大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京藝術大学、東京学芸大学、信州大学、山形大学、茨城大、岐阜大学、岩手大学など

【私立大】
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学、学習院女子大学、成蹊大学、成城大学、明治学院大学、東京理科大学、星薬科大学、北里大学、東邦大学、東京薬科大学など